【ドラゴンが飛ぶために 其の弐】

前回のはコチラです。
今回は実際にドラゴンが飛ぶための理論を考えていきましょう。
大事なのは3つですね。
空気抵抗、重量、動力。
この3つの要素をどう当てはめていけるか考えていきましょう。
ドラゴンと一括りに言っても様々な形状があります。
例えばプテラノドンや蝙蝠のように手の先から皮膜の伸びたタイプ。
背中から伸びた大きな翼をもつ所謂6足動物タイプ。
中国などの有名な蛇型の胴体の長い龍タイプ。
部類出来るだけでもこれだけ分けれます。
今回題材に上げるのは多くの方に想像しやすいように、
モンスターハンターから何体か題材を上げていきたいと思います。
まず、手の先から皮膜の伸びたタイプから行きましょう。
モンスターハンターで言うところの有名所、
リオレイヤやリオレウスなどです。

まず、人を吹っ飛ばすほどの筋力、確かに存在します。
手の先から皮膜の伸びたタイプなら胸筋・腕の筋肉などの発達は理解できるでしょう。
つまり飛ぶための動力は存在するでしょう。
次に空気抵抗についてです。
蝙蝠同様薄い皮膜を∞の字に動かし、空気抵抗を生み出す羽の使い方を行えば中を舞うことも可能かと思います。
最後に問題はその重量です。
空力学上一番の問題はドラゴンのその重量がよく懸念されます。
では実際ドラゴンの体重はどれほどの物でしょうか?
堅そうな皮膚にそれを動かす筋肉、さらにそれを支える骨格。
相当重そうに感じます。
軽量化で骨を軽くすれば衝撃に耐えきれなくなってしまいます。
鳥のように衝撃で骨折なんてこともあり得ます。
でもゲームや映画のドラゴンってどんなに殴っても骨折しませんよね。。。
けどよく考えてください。
ドラゴンの骨って高く売れません?(By モンスターハンター)
その他のモンスターの骨などって中々金額がつきにくいし、
何なら武器や装備替えにくくないですか?
ここからは完全に憶測ですし、なんなら暇潰しに考えているだけなんで必死に考えている学者さんたちの方が正しいこと言ってますので、
ただの妄想癖の独り言だと思ってください。
ドラゴンの骨って僕らの何倍の大きさもある上に軽量化されてるのではないでしょうか?
まず鳥全体重の5~6%の位の重さ、仮に1tとしたとき、
1,000,000g×0.05=50,000g(50㎏)となります。
人1人の重さ程の骨しかないことになります。
しかし、軽くて更に加工しやすくある程度の強度を持ち合わせていると仮定すると、
高額で取引され、更に武器や装備の素材になりやすいことが分かります。
しかし、いくら強度があっても加工されやすいと攻撃を受けてすぐに骨折なんてこともあります。
それを守るための筋肉と皮膚だと考えます。
ドラゴンを攻撃した時に貫通しない皮膚の重さってそんなに重いのでしょうか?
人の皮膚も環境によって堅く変化することもありますが、
ドラゴンの場合も生まれてきた環境が劣悪なために皮膚にマグネシウムなどを多く含み軽くて堅い皮膚が出来上がってるのではないでしょうか?
海辺・火山(マグマ)・砂漠等、生物が育ちにくい環境下にある炭素や、マグネシウムを多く接種し、皮膚の硬化・軽量化しているのではないかと考えます。
そう考えるとあの皮膚の堅さで軽くなる意味が分かります。
しかしそれでも皮膚ですよね?
ならば何が攻撃を弾くのか?
それが全ての骨をカバーする無数の筋肉ではないかと思います。
こう考えると空を飛びための動力を大きく生み出せますね。
まとめますと、
重いと判断されている皮膚や骨格は実は半分以上の重さと、
想像以上の筋力を所持しているために、
手の先から皮膜の伸びているタイプのドラゴンは浮かび上がり、
自由自在に空を浮遊することが可能なのではないでしょうか。
更に、硬化した皮膚と、筋肉が軽量化された骨を守り、
攻撃を防ぐことが出来ているのではないかと思います。
次は背中からのドラゴンについて話したいと思います。